会長あいさつ平成26 年度通常総会 会長挨拶(要旨)

近江八幡地区安全運転管理者協会 会長 西野 信司 皆様には平素から格別のご支援ご協力を賜り、誠にありがとうございます。厚くお礼を申し上げます。
さて、昨年の滋賀県下の交通事故の状況は前年に比べ、発生件数、死者数、負傷者数のいずれも減少しております。また、我々が関連する安全運転管理者選任事業所が当事者となる事故につきましても、減少しております。しかし、依然として多くの悲惨な死亡事故などが発生しているのは事実であり、大変厳しい情勢にあるということに変わりはありません。
こうした情勢にあって、我々、協会としましても、交通安全に対して今まで以上に積極的に取り組んでいく必要があると考えます。そのため、平成26 年度における「取り組み」としましては、「県民総ぐるみ運動」に則り、

  • 1)子どもと高齢者の交通事故防止
  • 2)歩行者と自転車の安全確保
  • 3)全席シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
  • 4)飲酒運転の根絶

の4点を重点的に推し進めて参りたいと考えております。具体的には、安全で安心な湖国滋賀の実現に向け、選任事業所における安全管理技術の改善・向上、また、「無事故無違反100日運動」参加者の拡充、「飲酒運転ゼロ宣言運動」の推進などに積極的に取り組んで参ります。
我々を取り巻く環境は、アベノミクス効果により少しは明るい兆しが見えるとは言え、まだまだ、大変厳しいところがあります。協会の事業運営がますます困難化しており、問題も山積しております。こうした苦難を乗り越え、真の目的を達成するためには、今一度、原点に立ち返り、企業の管理責任、あるいは、社会的責任の重要性といったものを強く認識した上で、会員みんなが一致団結し、さらには警察をはじめ関係機関団体等と一層、連携を強め、究極の目標である「交通事故の撲滅」といったことに真剣に取り組んでいくことが極めて重要であると考えております。
会員の皆様方の今まで以上のご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

近江八幡地区安全運転管理者協会 会長 西野 信司